花を生活に取り入れて豊かな生活をするというのは、どの国、どの地域、どの時代でも、共通のことであり必要とされてきました。
その国ごとのスタイルがあり、また指導者(流派)により考え方、技術が異なります。
その中で、現在日本で多く取り入れられている、フラワーデザインについてその特徴を紹介します。
英国のフラワーアレンジメントの考え方が米国に渡り、他民族の感覚のなかで熟成されたもので、ワールドワイド的な非常に合理的な考え方に基づいています。
どちらかと言うと花の挿し方,形を重視したテクニックです。
ー般的にドイツのデザイン方法を総称してヨーロピアンスタイルと言います。
ウエスタン・チザインのような合理的に形を作るというよりも、ドイツというお国柄らしく理論的にどのように構成するか、という造形法を考えるということです。
言ってみればプロデューサー的な考え方のもとに花を飾ります。
茶室、床の間など日本の伝統的な文化、思考法に基づいて空間をいけるという考え方のもとに花をかざります。
何もない空間にさえ哀昧があるというような考え方は、世界の花業界関係者には街華だったらしく、妓近では、欧米のアーチストの中にも、いけばなから影響を受けた作品を発表する人が非常に増えてきました。
当然その他の国、地域でも文化や生活様式の変化でフラワーデザインの考え方は異なります。
フラワーデザインで大事なことは,シチュエーション(作品を飾る場所・飾る目的等)を考えてデザインすることです。
どんなに上手な作品でもシチュエーションに合わなければ違和感のある作品になります。